ラグラントレンチは脇つめで調整、ラグラン肩は肩の山のみ削るなどという意見もありますがこれは驚くほど間違い。良くそんなこと思いつくというレベルです。リフトアップが出来ない技術であれば、トレンチのサイズダウンは語れないと判断するしかありません。良い工房もありますが、それ以上にレベルの低い工房の方が多いので実現しにくい問題です
リフトアップというのはルアーヴルでコート等のリメイクに使う造語。事例も多く紹介してますが、簡単にいうと「肩で着丈を詰める、肩でコート全体を引き上げる」カットと調整技術。オーダー相当の経験と技術がいるけれども、これが出来るレベルだと大きい肩や脇下アームホール、襟元も劇的で変化させることOK。ありがちな脇詰めでは到底表現不可のサイズダウン。
元に比較し「襟元」がとても小さな開きになったのが分かる。これがポイント!そしてラグラン肩はリフトアップとともに前後ラグラン線調整してるから超コンパクトに。超大アームホールがとてつもなく小さくなった事も重要!これがリフトアップ本来の効果
巨漢ラグランはどこに消えたのかという感じ。解体しオーダー同様、再度各所縫い直しだからあなたの想い入れコートのシルエも激変する。
他では出来ないルアーヴルのラグラン&リフトアップ。まずは気軽にルアーヴルに相談から!