Remake : Sleeve served with one piece of leather coat
一枚仕立て ダブルフェイス技術と思いのこだわりが出る
表皮はコーティングっぽくなめされたレザーコートの一枚仕立て。こういったお袖や着丈を詰める場合、生地にまっすぐハサミを入れてカットしては残念なことも!
表と裏で合体した一枚レザーは、カットしていくうちに表裏の間隔が微妙に曲がって。すると裏が表よりちょっと出てしまうことがあり、それでは出来上がりが汚くなっちゃうわけ
ポイントは表よりミリ以下で、裏を控えながらカットすること!そのためにはハサミのカット技と動物的感で、ハサミをわずかに斜めに倒しつつ、裏を多めにまっすぐに切る。そうすることで裏を表から見せないような工夫が必要なわけ
言われなければ分からないから、ここにこだわる店も無いかも。でも普通に見えるレザー一枚仕立てだから、カッティングに時間と手間を掛けてあげる。
袖ツメ後は、ボタン跡やベルト跡も工夫して見えないようにして、ステッチもビシッと入れる。結果キレイに仕上がり!を目指すわけ